本作は、２０１３年に劇場公開されて以来、大反響をいただき、映画を観ていただいた方の口コミで上映の輪は広がり続け、日本全国、さらには海外まで、様々な場所で上映を続けてきました。平成26年度文化庁映画賞文化記録映画大賞などを受賞し、特に学校や図書館、行政でも多くの上映会を主催していただきました。
かねてより一般向けのDVD販売、配信の要望が多く寄せられてきましたが、未だ屠畜解体の仕事や被差別部落に向けられる差別の不安はつきまとい、映像がひとり歩きする形を極力控えてきました。その中で、北出精肉店さんと相談を重ねながら、この度、公開10周年という節目に、団体・図書館等の視聴覚ライブラリー用限定で、DVD化が実現することになりました。
ぜひこのDVDを新たに頒布していくことで、本作を観ていただいたお一人お一人の中に、明るい未来を作り出していくタネが蒔かれ、芽吹いていくことを願っています。
DVDには、新たに人権学習編としてまとめられたダイジェスト版（21分）も収録されています。また屠畜作業、太鼓の皮作りの図解などをまとめたブックレットも付録しています。
人権教育、食育、SDGSなどの教材などにもご活用いただければ幸いです。
【「ある精肉店のはなし」視聴覚ライブラリー用DVD】
販売価格：35,000円 + 税
収録内容：＊「ある精肉店のはなし」本編（108分／英語字幕・日本語字幕選択可）
＊特典映像〔人権学習編 21分〕
＊予告編
＊ブックレット（人物紹介、屠畜作業・太鼓作りの解説など８P）
規 格：片面2層／16:９／NTSC／カラー／2013／日本
販売対象：法人格を有するもの、もしくは任意団体
DVD利用規定：
○ 本ディスクで有料上映をすることはできません。
○ ５０人以内までの無料上映は、本ディスクをご使用いただけます。
○ ５１人以上の無料上映、もしくは有料上映（人数問わず）は追加の上映料金が発生致します。やしほ映画社まで別途お問合せください。
ネットショップはこちら → https://shop.yashihofilms.com/
【DVDに関するご注文・お問合せ】
ミストラルジャパン
〒184-0013 東京都小金井市前原町5-9-6
TEL: 042-380-8270 FAX: 042-380-8271
Email: info@mistral-japan.co.jp
【発売元】
やしほ映画社
〒184-0003 東京都小金井市緑町5-18-25-207
TEL: 042-316-7070 FAX: 042-316-7080
Email: info@yashihofilms.com
この４年間、11月29日と言えば「いい肉の日！」ということで「ある精肉店のはなし」に関連してなんらかのことを続けてきました。
今年は５年目に突入するにあたり、映画制作中から応援してくださってきた大阪周辺の有志の方々が「ここがひとつの区切り。映画にまつわる人たちに声をかけて、中締めの会をしましょうよ！」と『話しのごちそう〜映画上映とトークリレー〜』を企画してくださいました。
これまでに映画でご縁があった方たちがリバティホール（大阪人権博物館）に大集合します。映画上映とバラエティーに富んだゲストのリレートークを通して、『ある精肉店のはなし』という映画を立体的に捉える機会になればと願っています。
またそれと合わせて、東京は ポレポレ東中野、大阪は
第七藝術劇場にてアンコール上映が予定されていますので、ぜひこの機会にご覧いただければと思います。
◎ イベント「話しのごちそう」11月19日（日）リバティホール
◎ 映画館上映
☆東京 ポレポレ東中野（TEL:03−3371−0088）
11/18(土)～24(金) 15:00
11/25(土)～12/1(金) 21:10
☆大阪 第七藝術劇場（TEL:06-6302-2073）
11/25(土)～12/1(金) 10:00
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『話しのごちそう〜映画上映とトークリレー〜』のご案内
2013年11月29日（いい肉の日）に公開された映画『ある精肉店のはなし』は日本各地から海外まで、トコトコ旅をして、様々な出会いを重ねてきました。５年目を迎えるいま、その旅で縁があった方たちが一堂に会し、今だから語れるあれこれ、まさに“話しのごちそう”にしてしまおうという企画です。
【日時】 2017年11月19日（日）
【タイムスケジュール】
10:00『ある精肉店のはなし』上映
12:00 休憩
13:00 話しのごちそう リレートーク
16:30 終了
【登壇者】
北出新司（北出精肉店） 纐纈あや（『ある精肉店のはなし』監督） 三宅亜紀（愛農学園高等学校教員） 浅居明彦（部落解放同盟大阪府連） 太田恭治（あとりえ西濱） 栃木裕（全芝浦屠場労働組合副委員長） 足立須香（元教員） 西出佳央（貝塚市教育委員会） 岡本栄治（部落解放同盟貝塚支部書記長） 大福由美子（大福商店） 杉本真一（元テレビプロデューサー）
本橋成一（写真家・『ある精肉店のはなし』プロデューサー） 北出昭（北出精肉店・太鼓屋嶋村）ほか
※変更、ビデオ出演の場合もあります。
【参加費】1,500円（映画のみ1,000円）
【定 員】275人（定員になり次第締切）
【申込・問合せ先】
Email: seiniku10@gmail.com
太田：06-6428-0796（TEL&FAX）
やしほ映画社：TEL 0422-38-6424／FAX 0422-38-6425
日ごとに秋の深まりを感じる季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
映画『ある精肉店のはなし』の製作、上映におきましては、温かいご支援、ご協力をいただき、ありがとうございます。おかげさまで1年の間に全国55館の劇場、今春からの100ヶ所を越える上映会の開催を通して、たくさんの方に映画を見ていただいています。
1年の間には、多くの変化がありました。映画で撮影させていただいた貝塚市立と畜場はその役目を終え、建物は解体されました。北出精肉店は改築も終わり、すっかりあたらしい装いとなりました。北出新司さん、昭さんには、お仕事の合間を縫って多くの上映の場に立ち会い、精肉店の仕事や、地域のこと、家族について語っていただいています。監督の纐纈も各地の上映にお声かけいただき、旅芸人さながら全国を廻っています。事務局では日々、上映主催者とのやりとりが絶えることなく、海外からの問い合せも多くいただいています。
見ていただいた方々からは「“命をいただいて生きている私たち”と何度も耳にしてきた言葉は“こういうことなんだ”と改めて落とし込んだ時間だった」「屠場、屠畜を扱った映画で初めて心底から笑える作品。日常の仕事としての屠畜作業を知っていくことが、差別や偏見をなくしていく最良の道であることも実感できた」「誇りを持って仕事をする親と、そこから生まれる家族の物語。今度は子どもと見たい」などの声をいただいています。上映を続ける中で、あらためてこの映画が、脈々と続いてきたひとつの仕事の節目に立ち会い、記録させていただいたことの意味を感じています。
この度本作は、今年度の文化庁映画賞 文化記録映画部門 大賞を受賞いたしました。みなさまの声に大きく後押しいただき、ここまで歩んでくることができました。あらためまして厚く御礼申し上げます。受賞記念と致しまして、公開1周年となる11月29日〈いい肉の日〉より、本作のスタートとなったポレポレ東中野で再上映を行います。大阪シアターセブンでは『よどがわダイバーシティ映画祭』のなかで12月13日(土)～19日(金)の間（連日10:10〜）上映が予定されています。すでに見ていただいた方にも、まだ映画をご存知でない方にも、この機会に映画館に足をお運びいただければと思いますので、ぜひ周りの方にもお声かけ下さいませ。
当面DVD化の予定はありませんので、地域の施設やお店、学校などでの自主上映会を続けて参ります。どなたでも上映会をすることができますので、同封のご案内を参考にお気軽にお問い合せください。引き続きご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
やしほ映画社 ・ ポレポレタイムス社
11月23日に授賞式、11月26日に記念上映がそれぞれ行われました。
記念上映は本橋プロデューサー、出演の北出昭さん、大久保カメラマンという、賑やかな面々のティーチインとなり、それぞれの立場からこの映画の製作過程から現在までの上映を振り返る場となりました。この映画を見てくださったみなさんの声に後押しいただいた嬉しい受賞です。これからもまだまだ上映を続け、たくさんの方にこの映画を見ていただきたいと思います。
○文化記録映画部門贈賞理由（文化庁映画賞ホームページより転載）
家族で牛を飼育し、屠畜して精肉を販売する。この仕事を代々続けてきた精肉店一家の日常は活気に満ちている。牛のいのちと向き合ってきた家業の深奥で光る明るさだろうか。それが映画全編のトーンを作っている。屠畜や部落差別というテーマがこうした雰囲気の中で語られたのはこれまでなかったことだ。斬新な視点で地域の「今」を伝え、差別をめぐる人びとの意識の変化に迫ったこの映画の「構えの大きさ」を高く評価したい。
（戸田 桂太）
６月１日（日）にNHK深夜便にて纐纈監督が映画についてお話しする予定です。
ぜひお聞きください！
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６月１日（日）午前１時０５分〜（予定）
ラジオ第一/ＮＨＫ ＦＭ
NHKラジオ深夜便「精肉店の映画撮影でみた“いのち”の現場と家族の肖像」
ゲスト：ドキュメンタリー映画監督 纐纈あや
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＜受賞理由＞
牛の飼育、屠畜も行う精肉店を営む一家の真摯な仕事ぶりに、誠実に向き合った極めて上質なドキュメンタリー作品。地域の社会史の記録としても、また食の分野の工業化が進む中で、職人技を記録にとどめるという意味でも、大きな価値がある。
http://www.tsujicho.com/press/news/cat678/5-1.html
＜辻静雄食文化賞とは＞
我が国の食文化の幅広い領域の活動に注目し、よりよい「食」を目指して目覚しい活躍をし、新しい世界を築き上げた作品、もしくは個人・団体の活動を対象に選考し、これに賞を贈るものです。また特別部門として専門技術者賞を設け、調理や製菓等の現場で活躍する技術者を顕彰します。辻調グループ・創設者の辻静雄（1933～1993）の食文化普及の活動を記念し、またその志を受け継ぎ、食文化の多様で豊かな発展に寄与することを目的として、2010年に辻調グループ・創立50周年記念事業として創設されました。以後、毎年実施しています。
■【月刊ウインド】345号で来館レポートが掲載されました！
■【ミルクジャポン】No.25で映画が紹介されました！
■【朝日新聞】第2多摩版5月3日朝刊で上映会が紹介されました！
■【東京新聞】5月3日朝刊で上映会が紹介されました！
■【NAGASAKI Press】No.377で映画が紹介されました！
■【ながの情報】No.107で映画が紹介されました！
■【８８】No.36で映画が紹介されました！
■【望星】5月号に監督纐纈のコラムが掲載されました！
■【東京新聞】4月29日朝刊で映画が紹介されました！
■【信濃毎日新聞】4月26日で監督纐纈のインタビューが掲載されました！
■【北陸中日新聞】4月19日で監督纐纈のインタビューが掲載されました！
■【毎日新聞】高知版4月17日で上映会が紹介されました！
■【月刊・愛農】4月号で映画が紹介されました！
■【毎日新聞】３月２８日朝刊で北出精肉店が紹介されました！
■【熊本日日新聞】３月１４日朝刊で映画が紹介されました！
■【岳陽新聞】３月１４日朝刊で映画が紹介されました！
■【愛媛新聞】３月１２日朝刊で映画が紹介されました！
■【熊本日日新聞】３月５日夕刊で映画が紹介されました！
■【毎日クマ子の映画でイッパイいっぱい】No.91で映画が紹介されました！
■【TOKYO人権】2014spring vol.61で監督纐纈のインタビューが掲載されました！
■【熊本日日新聞】2月26日朝刊で監督纐纈が紹介されました！
■【西日本新聞】2月14日夕刊で映画が紹介されました！
■【東京新聞】2月13日朝刊で映画が紹介されました！
■【救援】第538号で映画が紹介されました！
■【北海道新聞】2月9日朝刊で監督纐纈が紹介されました！
■【読売新聞】大阪版2月7日朝刊で映画が紹介されました！
■【北海道新聞】2月3日夕刊で監督纐纈のインタビューが掲載されました！
■【毎日新聞】大阪版2月1日朝刊で映画が紹介されました！
■【たぁくらたぁ】32冬号に掲載されました！
・グラビア 北出精肉店ー家族の仕事ー／写真・文 本橋成一（プロデューサー）
・映画『ある精肉店のはなし』を撮って
〝差別〟の向こう側にみた〝いのち〟の根源／纐纈あや（監督）
・〝いのち〟の現場に見る家族の肖像─『ある精肉店のはなし』／村石保さん（編集委員）
■【キネマ旬報】2月下旬決算特別号No.1656で第87回キネマ旬報文化映画ベスト・テン第2位として掲載されました！
■【月刊シナリオ教室】2月号で映画が紹介されました！
■【京都新聞】1月27日朝刊で監督纐纈が紹介されました！
■【朝日新聞】第2長崎版1月25日朝刊で映画が紹介されました！
■【朝日新聞】福岡版1月23日朝刊で映画が紹介されました！
■【日本農業新聞】1月20日に映画が紹介されました！
■【宮崎日日新聞】１月９日朝刊で監督纐纈が紹介されました！
■【神戸新聞】1月8日に監督纐纈のインタビューが掲載されました！
■【現代短歌新聞】1月5日に映画が紹介されました！
■【食肉通信】1月1日に監督纐纈のインタビューが掲載されました！
■【キネマ旬報】1月上旬号No.1654で映画が紹介されました！
■【週刊文春】新年特大号（1月2日・9日）でエッセイスト平松洋子さんの連載 “この味” に映画が紹介されました！
■【MUSIC MAGAZINE】1月号で映画が紹介されました！
■【部落解放】1月号に映画と写真絵本の紹介が掲載されました！
↑2014年
ポレポレ東中野での約半年にわたるロングラン上映が5月9日にいよいよ終了となります。
最終週には充実のゲスト陣によるラストトークショー、
監督纐纈あやのデビュー作『祝の島』の再上映も決定いたしました！！
見逃していた方！もう一度！と思って下さるアナタ！
ご家族、お友達にすすめて下さる方！
是非ともお誘い合わせの上、スクリーンの前までお出かけくださいませ。
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『ある精肉店のはなし』◆上映中〜5月9日(金) 連日16:50〜
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◆トークショー（いずれも纐纈あや監督との対談）
5月7日（水）ゲスト：金聖雄（映画監督「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」）
5月8日（木）ゲスト：鎌田慧（ルポライター）
5月9日（金）ゲスト：大槻貴宏（本作製作統括）
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『祝の島』◆5月3日（土）～9日（金）連日19:30～
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一〇〇〇年先にいのちはつづく
原発予定地から 朝日が昇る
島のいちにちが 今日も始まる
瀬戸内海に浮かぶ山口県上関町祝島の
海山とともにある暮らしを映したドキュメンタリー
監督：纐纈あや / プロデューサー：本橋成一
http://www.hourinoshima.com/
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会場：大阪・第七藝術劇場 06-6302-2073
2月22日(土)10:30の回上映後 大久保千津奈(本作カメラマン)、纐纈あや（本作監督）
3月5日(水)10:00の回上映後 井筒和幸(映画監督)、纐纈あや(本作監督)
■終了したトークショー
会場：ポレポレ東中野
たくさんのご来場、ありがとうございました！
12月21日（土）12:10〜の回上映後
関野吉晴（探検家・医師）×纐纈あや
12月22日（日）12:10〜の回上映後
崔洋一（映画監督）×纐纈あや
12月23日（月・祝）12:10〜の回上映後
纐纈あや、大久保千津奈（本作撮影）
聞き手：昼間たかし（ルポライター）
1月4日（土）12:10の回上映後
鵜飼邦彦（本作編集・映画編集者） × 纐纈あや（本作監督）
1月5日（日）12:10の回上映後
内田樹（思想家・武道家） × 纐纈あや（本作監督）
1月11日（土）12:10の回上映後
井筒和幸（映画監督） × 纐纈あや（本作監督）
1月12日（日）12:10の回上映後
栃木裕（全芝浦屠場労働組合委員長） × 纐纈あや（本作監督）
1月13日（月・祝）12:10の回上映後
田中優子（法政大学教授） × 纐纈あや（本作監督）
1月18日（土）14:20の回上映後
本橋成一（本作プロデューサー・写真家） × 纐纈あや（本作監督）
1月23日（木）14:20の回上映後
永六輔 × 纐纈あや（本作監督）
2月2日（日）14:20の回上映後
佐川光晴（作家） × 纐纈あや（本作監督）
2月11日（火・祝）14:20の回上映後
平松洋子（エッセイスト） × 纐纈あや（本作監督）
2014年2月1日(土) 纐纈あや監督舞台挨拶開催！
■大阪・シアターセブン 06-4862-7733
10:00〜上映後
12:00〜上映前
■京都シネマ 075-353-4723
13:00〜上映後
1/25（土）、1/26（日）KBCシネマにて舞台挨拶決定！
出演：纐纈あや(監督)、大久保千津奈(撮影)
時間：未定（決まり次第ご案内いたします）
会場：KBCシネマ
主催：西南学院大学 学内GP「＜ことばの力＞養成講座」
